快適なタイピング環境を構築する

超快適な日本語入力環境
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1 快適なタイピング環境とは

文章を書くときに、どんなソフトを使っていますか?

ワード、一太郎、エクセルとかでしょうか。自分も職場ではワード使ってます。みんながワードなので。

でも、自宅に帰ってきたら自由です!
カーソルキーを自在に操作して文字を編集…
やっぱり文章を書くのはテキストエディタだなぁ。

エディタで入力しておいて、後からワードプレスの投稿画面に貼りつける。これが断然早いし、気持ちよく記事が書けます。

いろいろエディタを使い比べてみましたが、自分が欲しい機能はEmacsでほとんどできました

では、Emacs でどんなことができるのかを紹介したいと思います。下の動画をご覧ください↓

画面が小さいと分かりにくいので説明します。

1-1 移動系コマンド

  1. 行頭、行末へ瞬時に移動
    行末に文字を入力するためにカーソルキーを何度も入力していないでしょうか?一度のキー入力で一気に移動できます。

  2. 任意の文字数で移動
    移動量をあらかじめ設定しておきます。動画では5文字ずつ移動するように設定しました。一文字ずつ移動するよりも早いです。

  3. 段落単位の移動
    まとまった文章単位で移動できます。一行ずつ移動するのに比べると早く移動できます。

  4. 見出し単位で移動(markdown-mode)
    マークダウンの見出し単位で移動できます。見出し単位で移動する機会は多いので、マークダウン記法を使用している人にはお勧めです。

1-2 選択範囲

  1. マークした位置から移動コマンドで選択範囲作成
    最初に始点にマーク(しるし)を付けます。カーソルを移動した分が選択範囲になります。カーソル移動は、段落単位で移動したり見出し単位で移動するとすばやく選択範囲ができます。

  2. カーソル位置の入れ替え
    選択範囲のを伸ばしたり縮めたりすることができます。選択範囲の始点は通常変えられませんが、カーソル位置の入れ替えを行えば、始点をもっと前に移動することもできます。

  3. 選択範囲からコマンド実行(region-bindings-mode)
    選択範囲があるときだけ、任意のコマンドを実行することができるようになります。選択範囲があるときに”w”と入力すると、通常は文字の”w”が入力されます。
    ところが、この設定にしてあると、”w”と入力すると、文字ではなく、切り取りコマンドが実行されるようになります。
    選択範囲があるときに文字の入力はする必要がないので、この設定にしておけばキー入力一つでコマンドが実行できて便利です。選択範囲があるときに”w”で切り取り、”i”でコピーという設定にすると超快適です!

  4. 選択範囲の移動
    選択範囲がある状態で、選択範囲を上下に移動できます。行を入れ替えたいときに便利です。

1-3 検索

  1. ローマ字のままインクリメンタルサーチ(migemo)
    インクリメンタルサーチというのは、一文字入力するごとに検索していく検索方法です。スマホでよく利用されています。
    スマホはひらがな入力なので、インクリメンタルサーチと相性がいいのですが…
    パソコンはローマ字入力なので日本語を確定する必要があり、インクリメンタルサーチとは相性が良くありません。
    そこで、ローマ字入力ですが日本語の確定をしなくても済んでしまう migemo を導入しましょう。migemoを導入すると、ローマ字で入力していく度に、ローマ字のままどんどん検索されていきます。最初これ見たときは感動しました。

  2. 検索文字を含む行を一覧表示し、移動もできる(helm-swoop)
    検索文字を入力していくと、画面右半分にその検索文字を含む行が一覧表されます。migemo を使用しているのでローマ字のままの検索が可能です。
    ずらっと出た一覧の中からお目当ての行を選択すると、カーソルがその位置に移動します。ワープロソフトではこの機能は実現できないですね。便利すぎです。

  3. 検索した文字にピンポイントで移動(avy-migemo)
    インクリメンタルサーチで目的の文字に移動するのもいいですが、画面内であれば avy-migemo が早いです。
    検索したい文字を数文字入力すると、該当する文字にアルファベットでマークが付きます。そのアルファベットの文字を入力するとピンポイントでカーソルが移動します。日本語の検索とavy-migemoは相性がかなりいいです。

  4. 複数のファイルをまたいで超高速検索(helm-ag)
    複数のファイルに渡って検索をしたいときがあります。検索するフォルダを指定しておいて、検索文字を入力すると画面右側に検索文字を含むファイル名とその行の内容が一覧表示されます。
    表示数が多い場合はもう一度検索すれば、検索結果を絞り込むことができます。ag(The Silver Searcher)を使用しているので検索も超高速です。

  5. ビジュアルに置換(anzu)
    見た目が分かりやすい置換機能です。

1-4 アンドゥとリドゥ(undo-tree)

Emacsにはデフォルトでリドゥができません。これを入れておくとアンドゥもリドゥができるようになります。
undo-treeを起動すると変更履歴がツリー状に表示されます。ツリーに分岐があるときは分岐も辿ることができます。

1-5 コピーとペースト(helm-show-kill-ring)

コピーした履歴を保存できます。履歴の数が多いときは検索して絞り込むことができます。これもmigemoで検索できます。

1-6 自動で文字に色をつける

あらかじめ色を付けたい文字を設定しておきます。その文字を入力すると自動で色がつきます。色も指定することができます。

1-7 入力支援(key-combo)

特定のキーにパターンを登録することにより、素早く入力できます。
マークダウンの見出しを入力するときには特に役に立ってます。

1-8 自動保存(auto-save-buffer)

指定した間隔で自動で保存します。これを入れてから保存するのがいかに煩わしいか気づきました。勝手に保存されるのが一番いいです。
他にもまだありますが、おいおい紹介していきたいと思います。最終的に動画で出てきたことができる環境にするのが目標です。

 
いかがだったでしょうか?
ここまで紹介した機能はまだ一部です。キーボードだけでスムーズに文章が編集できるようになると、マウスは必要なくなります。
文章執筆に集中できる環境を作るのは今後メリットになると思います。

2 Emacsについて

Emacs はプログラム向けのエディタです。

プログラム向けのエディタは日本語入力に向いていないものが多いのですが、Emacsは日本語も大丈夫です。プログラム向けのエディタは日本語の文節の区別がつかないものが多い中、Emacsは日本語の文節も区別できています。

また、Windows、Mac、Linuxとどこでも利用することができます。超高機能なのに、無料で使えます。

ただし…
超高機能なのはプラグインを入れてパワーアップしてからなんですよね。

インストール直後は、はっきり言って「使いづらいメモ帳」です^_^;

自分の使いやすいように設定ファイルを編集することによって、「あれ! これってエディタだったよね?」っていうくらい機能が増えて進化していきます。

Emacsの設定は難しいように感じますが、意味は分かっていなくてもコピペで動くようになるので挑戦してみましょう。

ちなみに、Emacsが本気になれば…

  • データベース
  • ターミナル
  • 音楽再生
  • テキストブラウザ
  • メールクライアント
  • ゲーム

と、何でもできてしまいます^^


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ABOUTこの記事をかいた人

柊にわか(ひいらぎ にわか)といいます。 自分が成長するのが好きな40代の男です。 パソコン、ジョギング、料理、お笑い、映画、ディズニー… ジャンルを問わず、興味をもったら首をつっこんでしまいます。 成長するのが止まったら自分の人生は終わりだろうなぁ。