仮免・本免学科試験の暗記項目。合宿免許の予習にどうぞ

学科教習の予習

合宿免許に行く予定だけど、仮免学科試験や本免学科試験が不安という人のために予習用の暗記項目を作ってみました。

予習といってもルールをすべて覚えるのではなくて、覚えるのが大変そうな項目を選んであります。

「合宿中は友達と遊んでしまいそうだし、勉強は苦手だし…」というには特にお勧めです。

それから、覚える数が多いものについては語呂合わせを考えてみました。
丸一日悩んで考えました。私の頭ではこれが限界です。よかったら使ってやってください^^

★合宿免許についてはこちらもどうぞ↓
合宿免許は実際のところどう?事前にしておいた方がいいことも

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信号の種類と意味

信号といっても赤、青、黄だけではないですよ。
他にも矢印信号とか点滅とかいろいろ。では、信号の意味を7つ覚えていきましょー

  1. 青色の灯火
    歩行者は、進むことができます。
    車や路面電車は、直進し、左折し、右折することができます。
    軽車両は、直進し、左折することができます。
  2. 黄色の灯火
    歩行者は、横断を始めてはいけません。横断中の歩行者は、すみやかに横断を終わるか、引き返さなければなりません。
    車や路面電車は、停止位置をこえて進んではいけません。しかし、黄色の灯火に変わったときに停止位置に近づいていて、安全に停止することができない場合は、そのまま進むことができます。

  3. 赤色の灯火
    歩行者は横断を始めてはいけません。
    車や路面電車は、停止位置をこえて進んではいけません。ただし、すでに右左折している車などはそのまま進むことができます。

  4. 青色灯火の矢印
    車は、矢印の方向に進むことができます。

  5. 黄色灯火の矢印
    路面電車は、矢印の方向に進むことができます。黄色の矢印信号は路面電車に対する信号なので、歩行者や車は進んではいけません。

  6. 黄色灯火の点滅
    歩行者や車や路面電車は、他の交通に注意して進むことができます。

  7. 赤色灯火の点滅
    歩行者は、他の交通に注意して進むことができます。
    車や路面電車は、停止位置で一時停止し、安全を確認した後に進むことができます。

MEMO
学習のポイント
信号は、歩行者、車や路面電車、軽車両でルールが違うので、それぞれについて覚えないといけないです。歩行者はこうで、車はこうで…とういうふうに。
黄色の信号は「注意して進む」と思っていませんか? これ、よく間違えますけど赤信号と同じ意味です。黄色の信号は基本「止まれ」です。
青色の矢印信号は、右向きの矢印の場合に右方向に進めるだけでなく、転回もすることができます。(以前はできませんでした。)
黄色の矢印信号は路面電車に対する信号なので、歩行者や車は進むことができないので注意してくださいね。

左側通行の例外

車は道路の中央から左の部分を通行しなければなりません。日本は左側通行の国ですから。
でも、次の場合は右側にはみ出して通行することができます。例外というやつですね。

左側通行の例外は5つあります。

  1. 道路が一方通行となっているとき。
  2. 道路の左側部分の幅が、その車の通行に十分でないとき。

  3. 工事などのため、道路の左側部分だけでは通行するのに十分な幅がないとき。

  4. 道路の左側部分の幅が、6m未満の見通しの良い道路で、他の車を追い越そうとするとき。
    ただし、標識や標示で禁止されている場合はできません。
    また、反対方向の通行の妨げになる場合もできません。

  5. 勾配の急な道路の曲がり角付近で「右側通行」の標示があるとき。

MEMO
学習のポイント
日本は左側通行の国なので、原則は中央線(無いところは道路の中央)から左側を通行します。もし右側を通行すると逆走です。
この例外はイメージしてみると、そりゃそうでしょっていうものが多いので覚えやすいです。
例えば2ですけど、道路の幅が狭かったらはみ出すしかありません。工事も同じですね。右に避けないと工事現場に突っ込みますしね。
難しいのは4です。道路の左側が6m未満というのは、狭い道をイメージしてください。狭い道なので、中央線より右にはみ出さないと追い越しできません。
そういう道路で追い越しをするときは右にはみ出してもOKですが、さすがに対向車が来ていたら危ないですよね。
それからはみ出しを禁止しているところももちろんダメです。

徐行

徐行とは、車がすぐに停止できるような速度で進行することをいいます。徐行すべき場所が5カ所と徐行しなければならない場合が10あります。

ここは頑張って暗記するところですよ!難関その1です!!

そんなに覚えられるかって思いますが、気合いで突破してください。

徐行すべき場所

  1. 「徐行」の標識があるところ。
  2. 左右の見通しのきかない交差点。
    信号機などで交通整理をしている場合や優先道路を通行している場合は除きます。

  3. 道路の曲がり角付近。

  4. 上り坂の頂上付近。

  5. 勾配の急な下り坂。

徐行しなければならない場合

  1. 許可を受けて歩行者用道路を通行するとき。

  2. 歩行者などの側方を通過するときで、安全な間隔がとれないとき。

  3. 道路外に出るため、左折または右折するとき。

  4. 安全地帯のある停留所で、停止中の路面電車の側方を通過するとき。
    または、安全地帯のない停留所で、乗降客がなく路面電車との間に1.5m以上の間隔がとれる場合に側方を通過するとき。

  5. 交差点で左折または右折するとき。

  6. 優先道路、または道幅の広い道路に入ろうとするとき。

  7. ぬかるみや、水たまりの場所を通行するとき。

  8. 身体障害者や児童、幼児、通行に支障のある高齢者などの通行を保護するとき。

  9. 歩行者のいる安全地帯の側方を通行するとき。

  10. 児童、幼児などの乗降のため停車中の通学、通園バスの側方を通過するとき。

ここは頑張らないとなかなか覚えられません!
数が多いので語呂合わせで覚えましょう。私が適当に考えた語呂合わせですみません^_^;

「巨神と布袋が、水場で案外友好」

(きょしんとほていが、みずばであんがいゆうこう)

人類を滅ぼしに来た巨神と人類を守る布袋様が、意外なことに水辺で友好関係を築いているところを想像してください。

可をうけて歩行者用…
体障害者や児童…
行者などの側方…
安全地帯のある留所…
ぬかるみやたまり…
通学、通園スの側方…
歩行者のいる全地帯の…
道路に出るため…
先道路…
差点で左折…

こどもや身体の不自由な人

こどもや身体の不自由な人が通行しているときは、一時停止か徐行して、これらの人が安全に通行できるようにします。
徐行場所よりもさらに慎重に運転して欲しいときですよー

一時停止か徐行をする場合が5つあります。

  1. 子どもがひとりで歩いている場合。
  2. 身体障害者用の車いすで通行している人がいる場合。

  3. 白か黄のつえを持った人が歩いている場合。

  4. 盲導犬を連れた人が歩いている場合。

  5. 上記の他、通行に支障のある人が通行している場合。
    例)
    ・つえや歩行補助車などを使っている高齢者
    ・視覚障害や聴覚障害、肢体不自由などの障害のある人
    ・松葉杖をついている人
    ・妊産婦

MEMO
学習のポイント
白いつえを持っている人は目の不自由な人で、黄色いつえを持っている人は耳の不自由な人です。
一番慎重に運転して欲しいので、徐行場所よりもさらに慎重に、一時停止か徐行することになっています。

追い越し

追い越しとは、車が進路を変えて、進行中の前の車の前方に出ることをいいます。
たくさん覚えることありますよ。ここは難関その2です!

語呂合わせで乗り越えましょう。

追い越しを禁止する場合が5つと追い越しを禁止する場所が8カ所があります。

追い越しを禁止する場合

  1. 前の車が、自動車を追い越そうとしているとき。(二重追い越し)
  2. 前の車が、右折などのため、右側に進路を変えようとしているとき。

  3. 道路の右側部分に入って追い越しをしようとする場合に、反対方向からの車や路面電車の通行を妨げるようなとき。

  4. 道路の右側部分に入って追い越しをしようとする場合に、前の車の進行を妨げなければ道路の左側部分に戻ることができないようなとき。

  5. 後ろの車が、自分の車を追い越そうとしているとき。

追い越しを禁止する場所

  1. 標識により追い越しが禁止されている場所。

  2. 道路の曲がり角付近。

  3. 上り坂の頂上付近。

  4. 勾配の急な下り坂。

  5. トンネル。
    車両通行帯がある場合を除きます。

  6. 交差点と、その手前から30m以内の場所。
    優先道路を通行している場合を除きます。

  7. 踏切と、その手前から30m以内の場所。

  8. 横断歩道や自転車横断帯と、その手前から30m以内の場所。

追い越しを禁止する場所は覚える項目が多いです。ここは学科試験でもよく出ます。
語呂合わせはこちら↓

「お布団ください。ちょっと待って、ひょっとして降参?」

(おふとんください。ちょっとまって、ひょっとしてこうさん?)

もっと布団をくださいと言ったところ、店員さんがもうこれ以上商品が無いと降参する場面をご想像ください。
お金にものを言わせてお布団を買いまくったあげく、上から目線の言葉です(T-T)

断歩道や…
切と、その…
トンネル
勾配の急なり坂
上り坂の上付近
道路のがり角付近
識により…
差点と…
(数字はすべて30m)

非常時等の措置

緊急時の対応の仕方が6つ教本に出てきます。書いてある意味が分からなくて泣きそうになったら、ここは飛ばしてください。

  1. 故障や燃料切れなどで走れなくなったとき。
    駐車していることが分かるように、以下のように措置をとります。
    夜間…非常点滅表示灯などをつけるか、四輪車の場合、停止表示器材を後方に置くなどする。
    昼間…四輪車の場合は停止表示器材を置いたり、トランクを開けたりする。
  2. 走行中にエンジンの回転数が上がった後、故障などにより下がらなくなったとき。
    ギアをニュートラルにする。

    ブレーキをかけて速度を落とす。

    ゆるやかにハンドルを切って、道路の左端に車を止める。

    エンジンスイッチを切る。

  3. 下り坂でブレーキがきかなくなったとき。(四輪車)
    すばやくギアチェンジをする。(シフトダウンすることによりエンジンブレーキをきかせる)

    ハンドブレーキを引く。

  4. 走行中、タイヤがパンクしたとき。(四輪車)
    あわてずにハンドルをしっかり握り、車体をまっすぐに保つ。

    アクセルをゆるめ、ブレーキペダルを断続的に踏んで速度を落とす。

    道路の左側に寄って止める。

  5. 対向車と正面衝突のおそれがあるとき。
    警音器を鳴らすとともに、ブレーキをかけ速度を落とし、ハンドルを切りできるだけ左側によける。

    道路外が安全な場所であるときは、道路外に出て衝突を避ける。

  6. 後輪が横滑りを始めたとき。
    ブレーキを踏まない。

    後輪がすべる方向に軽くハンドルを切り、車の向きを立て直す。

    徐々にアクセルペダルを踏む。

駐車と停車

駐車と停車を禁止している場所がたくさんあります。ここは免許をとってからも覚えておかないと迷惑をかけたり違反で捕まったりしますよ。
難関その3です!

駐車とは、次のような車の停止のことをいいます。

車が継続的に停止すること
・客待ちや荷待ちで停止
・5分をこえる荷物の積み下ろし
・故障など
運転者が車から離れていて、すぐ運転できない状態の停止

停車とは、駐車にあたらない停止のことをいいます。
・人の乗り降り
・5分以内の荷物の積み下ろし
・運転者がすぐ運転できる状態の停止

駐停車禁止場所が10カ所と駐車禁止場所が6カ所あります。

駐停車禁止場所

  1. 「駐停車禁止」の標識や標示がある場所。
  2. 軌道敷内。

  3. 坂の頂上付近や勾配の急な坂。
    上りも下りも。

  4. トンネル。
    車両通行帯があっても、なくても。

  5. 交差点と、その端から5m以内の場所。

  6. 道路の曲がり角から5m以内の場所。

  7. 横断歩道や自転車横断帯と、その端から前後5m以内の場所。

  8. 踏切と、その端から前後10m以内の場所。

  9. 安全地帯の左側と、その前後10m以内の場所。

  10. バス、路面電車の停留所の標示板(標示柱)から10m以内の場所。
    運行時間中に限る。

ここもかなりの量があります。気合いは入っていますか?
では、語呂合わせはこちらです↓

「お布団様、ひょっとして抗菌を提案!?」

(おふとんさま、ひょっとしてこうきんをていあん!?)

お布団様がしもべに抗菌するように提案しました。家来が戸惑い慌てふためいているところをご想像ください。

断歩道や自転車…
切と、その…
トンネル
の頂上…
道路のがり角…
「駐停車禁止」の識が…
差点とその…
道敷内
バス、路面電車の留所…
全地帯の左側と…

駐車禁止の場所

  1. 「駐車禁止」の標識や標示のある場所。
  2. 火災報知器から1m以内の場所。

  3. 駐車場、車庫などの自動車専用の出入り口から3m以内の場所。

  4. 道路工事の区域の端から5m以内の場所。

  5. 消防用機械器具の置き場、消防用防火水槽、これらの道路に接する出入り口から5m以内の場所。

  6. 消火栓、指定消防水利の標識が設けられている位置や、消防用防火水槽の取り入れ口から5m以内の場所。

「ひょっとして、カチューシャってどう? …少々お待ちください。」

(ひょっとして、かちゅーしゃってどう? …しょうしょうおまちください)

ショップの店員が「カチューシャどう?」って聞かれて、答えにつまっているところをご想像ください。

「駐車禁止」の識や…
災報知器から…
駐車場、車庫など…
路工事の区域…
防用機械器具の…
火栓、指定消防水利の…

合宿免許は予習しておくと安心

合宿免許で予習は絶対必要かというと、そうでもありません。ただ、学科試験が心配な人は予習をしておくと不安が減ります。
実際に学科教習を受けてみたら意外と簡単だと感じたら、その分遊ぶことに時間を使えばいいんですからね。

合宿免許では運転より学科で落ちてしまう人が多いと思います。あとちょっとで合格だったのに!っていうことにならないように頑張りましょう。

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