追突事故の防止!正しいブレーキペダルの踏み方

ブレーキの踏み方タイトル
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交通事故を類型別にみると、追突事故が一番多いです。交通事故原因ワースト1位は、もう18年以上追突事故なんですよね…

そして、追突事故っていうのは追突する側だけではなくて、追突される側もあります。当然どちらもしたくありません!

そこで今回は、

  • 自分が追突事故を起こさないブレーキのかけ方
  • 後続車に追突されないブレーキのかけ方

について書いてみようと思います。

1 ブレーキペダルの踏み方

ブレーキの踏み方が悪いと、ブレーキを踏み外して追突事故になることがあります。

例えば、ブレーキペダルの右端ギリギリを踏んでいたり、つま先ギリギリで踏んだりする人がいますが、これらは踏み外す可能性があります。

雨で靴底が滑りやすくなっていたり、靴底がすべりやすい靴であっても踏み外さない位置を踏むようにしましょう。

では、ブレーキペダルの踏み方の基本です。

ブレーキペダルを踏むときは、踏みはずしが無いようにペダルの左右の真ん中付近を、足の指の付け根くらいで踏むようにします。(下図)

ブレーキを踏む位置

ブレーキペダルは運転になれてくると自己流になることがあります。特に、足のかかとを床に付けたままワイパーのように動かしてしまっている人は多いんじゃないかな…

ワイパーのように動かしてペダルの真ん中を踏もうとすると、足をかなり捻らなくてはなりません。(下図)

ブレーキペダル捻る

足を捻るという動作は負担がかかるため、ブレーキペダルの真ん中ではなく、端の方を踏む人がでてきます。(下図)

ブレーキペダルの端を踏む

そうならないように、足は床につけたままワイパーのように動かすのではなく、足全体を左右に移動させてペダルの真ん中を踏むことが重要です。

そうそう、かかとを絶対床に付けないようにと言っているわけではないですよ。ワイパーのような動かし方が良い踏み方ではないということです。

自動車学校ではブレーキペダルは「かかとを付けずに踏む」と言われることが多いのかな?
でも、大事なことは

  • ペダルを踏み外さないように真ん中付近を踏むこと
  • 足指の付け根で踏むこと

だと思うので、かかとが床に付くか付かないかはそれほど問題ではないと思います。

ブレーキペダルの真ん中を踏んだときに、足が小さい人はかかとが床に付かないだろうし、大きい人は床に付きます。
また、ペダルの形状によっても床に付く付かないかは変わります。

かかとがどうのこうのよりも、足の移動の仕方とペダルを踏む位置に気をつけましょう。

急ブレーキについて
急ブレーキをかける場面はほとんどありませんが、もしかけなければならないときは足の指の付け根に力を入れてグッと踏み込みます。
このときは力が入るので自然にかかとは床につかずに踏んでいると思います。

2 追突しない(されない)ブレーキ

自分が追突しない運転をすることももちろん大切ですが、後車から追突されない運転をすることも大切です。

後車から追突されない運転って、意外とできていない人が多いと思いますよ。事故を起こす前に自分の運転を見つめ直してみましょう。

2-1 前方の車に追突しないブレーキ

追突事故の原因はには、脇見運転、漫然運転、速度の出し過ぎ、前方不注視、車間距離が近いなどがあります。

脇見運転や漫然運転は運転に対する心構えを直しましょう。運転中にケータイを見たり考え事をするのは危険なのは分かっているはず。今回は、脇見運転と漫然運転以外の注意点を考えてみます。

車間距離を開けることが重要

自分が前方の車に追突しないためには、まず車間距離を開けておくことが必要です。

一般道では最高速度から15を引いた距離以上なので…
例えば、時速60キロの道路なら45m以上、時速40キロの道路なら25m以上の車間距離を開けてください。

車間距離は大型バスが10mくらいだとするとイメージしやすいかもしれません。

このくらいの車間距離をとっていれば、例え前車が急ブレーキをかけたとしても追突をさけることができます。

そしてもっと考えてみると、前車にぶつからないように急ブレーキをかけると、自分の後ろの車と衝突する可能性もありますよね!

そのためにも前車が急ブレーキをかけたとしても、自分は急ブレーキをかけずに止まれる距離が必要なんです。

前車が急ブレーキをかけない保証なんてどこにもありません。いざという時に備えて常に安全な車間距離をとるべきです。

普段から早めのブレーキ

いつも同じ車を運転するとは限りません。車によってブレーキのきき具合は変わります。

もし、いつもよりもブレーキがきかない車だったら…

そう考えると、普段から早めのブレーキを心がけた方がいいですね。

行動の予測

前車が減速したときに追突しないためには、前車の行動を予測することが重要です。

特に前車が止まる恐れがあるときは注意しましょう。私が普段特に注意しているところを以下に挙げてみました。

  1. 前車が右左折するとき
    前車が交差点を左折し、自分が直進するときを想像してみてください。前車は速度を落として、そのまますぐ左折するから注意しなくても大丈夫ですか?
    いえいえ、横断歩道に人がいると前車は止まります。このパターンで追突しそうになった車を何度か見たことがあります。
    前車が左折(右折)するときは車間距離を開けておき、止まるかもしれないと予測しておかないと追突する危険があります。

  2. 横断歩道に人がいるとき
    横断歩道に人がいれば、前車が止まります。(止まるはず^_^;)
    横断歩道に人がいれば前車が止まるかもしれないなと予測します。

  3. 駐車車両などがあり、飛び出しが考えられるとき
    駐車車両が多い道路があると、飛び出しの危険が考えられます。自分も飛び出しに備えて運転する他に、飛び出しによる前車の急停止も気をつけます。

  4. 前車がノロノロ運転しているとき
    道に迷ってノロノロ運転している車がたまにいます。そんなときは、「あっ、ここ曲がるんだった!」と急停止することも考えられます。
    遅いからいらいらするのではなく、車間距離を開けて少し待ってあげるくらいの気持で運転しましょう。

他にもありますが…

全体として言えることは、前車のみ見ているのではなく、周囲の状況も見るようにすることが大切です。
そして何かあったときに、前車は止まるかもしれないという心構えを持っておきましょう。

2-2 後方の車に追突されないブレーキ

車を運転中に、赤信号で止まるところを想像してみてください。

止まる前にバックミラーで後方の確認はしていますか?

自分が前車との車間距離を開けて走っていても、後車との車間距離が近い場合があります。たまに「煽られてる?」と思うようなときもあります^_^;

そんな状況のときに、いつものブレーキだと追突されるかもしれません。そこで、危険を感じたときは後車に「今から止まりますよー」と合図を送ります。

合図の出し方は…
ブレーキを踏むとブレーキランプが点きますよね。ブレーキを何回か踏んで止まることを伝えます。(ポンピングブレーキ)

でも、このポンピングブレーキを行うには、かなりの距離が必要になります。

普段から後車がどのくらい離れているのか確認する癖がついておいて、危険を感じたら早めにポンピングブレーキをしておきましょう。

ポンピングブレーキについて
ポンピングブレーキとは、「ブレーキをかける→タイヤが滑り始める→ブレーキを緩める→またブレーキを踏む」という動作を繰り返すことをいいます。

この動作をすることによってタイヤのロックを防ぐことができ、最短距離で止まれるようになります。

ただし、ポンピングブレーキは人がやるのは難しく、逆に制動距離が長くなることも多いです。そこで現在は自動で最適なポンピングブレーキを行ってくれるABSという装置がほとんどの車に付いています。

ポンピングブレーキは最短距離で止まるためのテクニックではなく、後車に合図を送るテクニックだと思った方がいいです。

3 快適なブレーキは安全なブレーキでもある

助手席に乗っている人が快適だと思うブレーキをかけましょう。

止まるときに前車との車間距離を適切に開けて、静かに止まるブレーキが快適なブレーキです。

このブレーキができれば同乗している人も安心して乗っていられるし、静かに止まるために早めの減速をするので安全運転につながるし、言うことなしですよね!

では、快適なブレーキのかけ方の説明です。

3-1 ブレーキの力加減

速度を出して走行しているところを想像してください。

ブレーキは速度が速いときは強めにかけますよね。速度が速いのに弱くかけてもなかなか止まりません。

ところがブレーキをかけると、速度が落ちてきますよね…

速度が十分落ちたら、ブレーキを弱くしてください。止まる直前はほとんどブレーキをかけているのか分からないくらい弱くします。(止まったらしっかり踏んでくださいね。)

カックンブレーキは速度が遅いのにブレーキが強いときに起こります。そこで止まる直前のブレーキを弱めるんですね。

3-2 ブレーキの開始位置

ブレーキの開始位置を早めにしないと、最後にブレーキを弱めるということはできません。

静かに止まれていない人は、まずブレーキの開始位置を早くしてみましょう。

その上で、止まりたい位置をいつもよりも手前にして、止まりかけたらブレーキを弱めてゆ〜っくり進みます。

最後は、コップに水がいっぱい入っていて、それをこぼさないように静かに止まるイメージですよ。

最後に

最近では追突防止装置が付いている車も増えてきています。

ただし、自分が前車に追突することを防いでくれますが、後車が自分に追突するのは防いでくれません。

やはり自分で追突防止を心がけた運転ができるのが一番です。追突事故を起こさないように気をつけて運転しましょう。


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ABOUTこの記事をかいた人

柊にわか(ひいらぎ にわか)といいます。 自分が成長するのが好きな40代の男です。 パソコン、ジョギング、料理、お笑い、映画、ディズニー… ジャンルを問わず、興味をもったら首をつっこんでしまいます。 成長するのが止まったら自分の人生は終わりだろうなぁ。