二輪免許の波状路のコツ。バランスを崩す場所は決まっている

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大型二輪免許の波状路コースは、衝撃を吸収する乗り方ができていれば、実は難しい課題ではありません。

でも、「同じ場所で失敗が多くて困っている」という方のために、

・波状路の失敗しやすい場所
・波状路の通過方法

について書いてみました。

波状路の失敗しやすい場所というのは、車体が大きく浮かび上がるところです。

どこでそれが起こるのか分かっていれば心の準備もできるというもの。慌てずに対処できるかもしれません。

波状路の通過方法は、重要な目線やクラッチの使い方などについて説明しています。

規定以上のタイムで通過できるように頑張りましょう!

波状路の規格からポイントを探ってみる

波状路の間隔は決まっている

波状路の段差の間隔は、全国共通で決められています。段差の間隔は下のイラストの通りで、全国共通です。

波状路の間隔

間隔は一番広いところで1.3m、一番狭いところで1.0mですね。
狭いところはドン・ドン・ドンと思ったより簡単に通過できます。

問題なのは、広い区間の1.3mのところなんですよね…

この区間は大型二輪車の教習車のホイールベースと長さが同じくらいのため、前後輪がほぼ同時に浮き上がります

例えばホンダの教習車両のCB750Lは1,505mm、新しいNC750Lは1,520mmです。約1.5mですね。
新しいバイクはホイールベースが長くなったので、同時じゃなく、ちょっとずれるかもしれないですね。

下のリンクの動画は自動車学校の教官が波状路を通過する光景ですが、1.3mの区間で前後輪が同時に浮き上がる様子が分かります。

前輪が2本目と3本目、それから6本目と7本目に来たときに、前後輪がグッっと浮き上がるので見てみてください。

動画はこちら↓
バイク免許(大型自動二輪)波状路の教習風景@教官

浮かび上がっているのがわかりました?

前後輪同時に乗り上げる場合は、前輪や後輪が別々のときに比べて、乗り越えるための力が必要です。

そこで速度が落ちているとエンストしたり、バランスを崩しやすいのです。前輪の通過した段差の数を数えていって、ポイントまで来たら勝負です!

波状路の段差パターンは2通り

では1.3mの区間は何番目の段差で来るのでしょうか。

動画で見た場所は2,3,6,7番目でしたよね。

ところが、こちらの動画をご覧ください(2:20あたりが波状路の場面です。)↓

指導員による模範運転1

こちらの動画も自動車学校の教官が模範走行をしています。
前後輪が浮き上がる様子を注意していると、あれれ?

4,5,8,9番目で浮いています。

ということは…
入り口は決まっている訳ではないんですね!

自動車学校によって、下のイラストのようにAから入る場合と、Bから入る場合に分かれるようです。

波状路に入る方向

波状路は左右対称に段差が並んでいないので、Aの側から入るときとBの側から入るときでは違いがあります。

最初に観た動画では、2,3,6,7番目で同時に浮いています。これはイラストで言うと、Aの側から入ったんですね。

下のイラストのように、Aの側から入ると、1.3mの区間がいきなり2回きます。

波状路の入り口A

波状路に入ってすぐにバランスを崩してしまう人は、このAパターンの可能性が高いです。

後で観た動画では、4,5,8,9番目で同時に浮いています。

ということで、Bの側から入っています。

波状路の入り口B

こちらから入ると、中間地点と最後に1.3mの区間が来ます。最後まで気が抜けないこちらの方がやっかいですね。

自分の通っている自動車学校がどちらか見ておくと、心構えができていいんじゃないかと思います。いろいろ動画観て調べてみると、なんかAの方が多数派っぽいです。

ということで、最初の2,3本目で失敗する人が多いんじゃないかなぁ。

波状路の通過方法

1.3mの区間で失敗が多いので、この区間では速度の落としすぎには注意してください。遅いほどバランスを崩します。

段差の衝撃を吸収する

波状路には9つの段差があります。

まずは1.3mの区間が何番目の段差で来るのかを覚えておくのがポイントですね。

それから、この区間では体が浮かび上がるということを忘れないでください。

グン!と持ち上がった瞬間にバランスを崩しやすいです。腕の力を抜いて、膝で段差の衝撃を吸収します。体が前傾姿勢になったり、腰が引けていたりすると衝撃が吸収できないので注意します。

膝と腕をやわらかく使って衝撃を吸収するために、次の2点に気をつけてください。

  1. 腕に力が入らないような立ち姿勢をとること
    そのためには前のめりの姿勢や腰の引けた姿勢ではいけません。タンクの上くらいに腰がくる感じになります。手が離せるくらいの姿勢と言ってもいいかも。

  2. 乗り上げるときにひざを少し曲げて吸収する
    立ち姿勢を取る理由は、ひざで衝撃をやわらげるためです。ただ立っているだけでは何の意味もありませんから。頭の位置が上下しないくらいでできれば完璧です。

半クラッチの使い方

波状路は前輪が段差を乗り上げるほんの少し前で、アクセルと半クラッチを使って乗り越えます。
(教官には、「後輪が段差を乗り上がるときにアクセルを使う」と聞いたんですけど、後輪っていつ乗り上げるか分からなかったです^_^;)

前輪が段差に当たってからでは遅いので、少し手前で勢いをつけて登る感じですね。

このときにクラッチを完全に切ってしまわないようにします。半クラッチの直前までにしておいた方が素早く反応できるし、エンストも減ります。

クラッチレバーの操作

クラッチレバーは半クラッチ直前の状態でスタンバイ(クラッチは完全に切らない)しておき、前輪が段差の直前に来たときにアクセルを使いながらクラッチを半クラッチにします。
段差を越えたらクラッチレバーはまた半クラッチ直前の状態にします。

波状路を通過するまではクラッチレバーは半クラッチ周辺を小刻みに使う感じになります。(半クラッチ、断続クラッチ)

波状路の目線

波状路を通過するときの目線は、人によって言うことが様々です。目線についての多い意見は、

  1. 出口付近をみる(遠くを見る)
  2. 段差を確認できる位置を見る(バイクの少し前を見る)

のどちらかなのですが、私個人の意見としては2ですかねー。

波状路のパターンは決められているので、覚えてしまえば近くを見なくても通過できます。でも、もし段差がランダムに並んでいるような地形に行ったときはどうかな…

遠くを見ながらだと、

  • 段差を乗り上げるときに必要なアクセルワークができない
  • 走行速度もゆっくりなので、目線が近くても大丈夫

ということから、バイクの少し前を見るくらいでいいのではと思います。

卒業検定について

卒業検定の採点方法を知っておいた方が合格はしやすいです。失格行為と減点項目があります。

失格行為

やってしまうと一発で失格になる行為です。
他がどれだけ完璧にできていても、この行為があれば不合格。この3つの行為は速度が遅すぎるときに起きやすいので、まずいと感じたら速度を上げましょう。速度を上げると安定してきます。

  1. エンスト
  2. 足つき
  3. コースアウト
  4. 転倒

減点項目

  1. 波状路は5秒以上で走行することになっています。
    5秒未満で走行したとき(10点)

  2. 乗車姿勢
    立ち姿勢が保てなかったとき(10点)

あら?、素朴な疑問ですが…
着座姿勢のまま通過すると課題は10点減点でクリアしたことになるのかな?

卒業検定に合格するには

卒業検定の合格点数は70点以上です。言い換えると、30点までは減点されても大丈夫なんですね。

5秒未満で走行したときは10点の減点ということは、言い換えると早く通過しても10点しか減点されないということです。

よく言われることですが、どうしても苦手であれば早めの速度で通過して10点で見逃してもらう手もあります。速度が速ければ、エンストは無くなり、安定しやすいというメリット付きです。

でも、せっかく自動車学校で練習するなら、規定の時間で通過できるように頑張りましょう!

練習では規定の時間より遅いタイムで通過するように練習しておいて、卒業検定はそれより早め(検定合格タイム)で通過するという感じが理想ですね。

最後に

波状路は衝撃を吸収する乗り方ができれば、実はそれほど難しくない課題です。


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柊にわか(ひいらぎ にわか)といいます。 自分が成長するのが好きな40代の男です。 パソコン、ジョギング、料理、お笑い、映画、ディズニー… ジャンルを問わず、興味をもったら首をつっこんでしまいます。 成長するのが止まったら自分の人生は終わりだろうなぁ。