認知機能検査で合格点を取る方法。イラストパターンの覚え方のコツを説明します(2022年)

75歳以上のドライバーは、運転免許証を更新するときに認知機能検査を受けなくてはなりません。

この認知機能検査の結果で、「認知症のおそれがある者」と「認知症のおそれがない者」のどちらかの判定が出ます。

その境目の点数が、総合点で36点なんです。(2022年の法改正より)

何としてでも36点以上取りたいとお考えの方のために、認知機能検査の合格点といえる36点以上を取るためのポイントを書いてみようと思います。

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認知機能検査の点数配分

まずは、認知機能検査の問題を見てみましょう。

認知検査の問題をあらかじめ見てしまっていいのかと思う方もいると思いますが、問題は警視庁のウェブサイトで一般に公開されているものなので大丈夫です。

ちなみに、問題だけでなく、検査の方法から採点の仕方まで掲載されていますよ。

★認知機能検査の問題はこちら↓
認知機能検査について(警視庁)>>

警視庁サイトにある認知機能検査の解答用紙を見ると、認知機能検査の問題は4問あるように見えます。

でも、よく見て見ると、採点されない問題や、ヒントの有る無しだけの違いの問題があるので、

実質的に認知機能検査の問題は、次のAとBの2問になります。

  • A イラストを記憶する問題
  • B 検査をする、年・月・日・時刻を書く問題

そして、この問題の点数配分を計算してみると、


Aの総合点は80点
Bの総合点は20点

となっていることが分かりました。(小数点は四捨五入していいます。)

点数の計算方法
Aの問題は32点満点ですが、総合点では2.499をかけ算することになっているので、
32×2.499=約80点となります。
Bの問題は15点満点ですが、総合点では1.336をかけ算することになっているので、
15×1.336=約20点となります。

この点数配分を見ると、Aのイラスト問題の配点が非常に高いことが分かります。

イラスト問題を予習しておけば、かなり良い点数がとれますよ。

では、各問題の目標点数と点数の取り方を書いていきますね。

イラスト問題の攻略

イラストを記憶する問題は、点数が高いだけあって難しいですよ。

では、問題の無いようを見てみましょう。

イラスト問題では、最初に次のようなイラストを16枚見せられます。

認知機能検査のイラスト問題

これを頑張って暗記するように言われます。

そしてその暗記したイラストを思い出して、回答用紙にできるだけたくさん書いていきます。

回答用紙には、次のように1から16までの回答欄があるだけです。(ヒントは無し)

このヒント無しで正解できると、1つの回答につき2点もらえます。
(総合点に換算すると2点×2.499で約5点になります。)

認知機能検査の問題2

続いて、今度はヒントが書いてある回答欄で回答を書いていきます。

認知機能検査の問題2ヒントあり

ヒントがあるので、先ほどのヒント無しよりも書けると思います。

ここで正解すると、1つの回答につき1点もらえます。
(総合点に換算すると1点×2.499で約2.5点になります。)

さて、イラスト問題の攻略ですが…

問題は全部で4パターンあり、1つのパターンに16枚のイラストがあります。

つまり、イラストは全部で64枚もあるのです。

これをあらかじめ全部覚えておこうとしても、本番の検査では頭が混乱してしまうでしょう。

そこで、まずは最低限の点数がとれるようにしておきましょう。

イラスト問題で最低限欲しい点数は、8点(総合点に換算すると約20点)です。

ヒント無しだと1つのイラストにつき2点もらえるので、8点取るにはヒント無しで4問答えられれば良いのです。

そう考えれば、合格点数を取るのは難しいことではないことが分かりますね。

では、こちらからイラスト問題のパターンA〜Dをすべてダウンロードしてください。

それぞれのパターンの中から、覚えやすいイラストを4つ選びます。

その4つを完璧に覚えましょう。

覚えやすいものから集中的に覚えるのが近道だと思います。

認知機能検査の予行練習をしておこう

それでは、実際の検査に沿って練習をしてみましょう。


【1】 イラストを覚える

まずは、パターンAの問題を5分で覚えてください。
時間をしっかりと計ってくださいね。

【2】 30秒間隔をあける

イラストを覚えてから30秒間隔を開けます。
実際の検査では数字に斜線を引く問題があります。
これはイラストを覚えてから時間を空けることが目的なので、
練習では30秒くらい別のことを考えていればOKです。

【3】 ヒント無しで回答する

パターンAのイラストを、ヒント無しで回答用紙に書き出してください。
4問以上回答できれば、最低限の目標は達成です。


ポイントは、なるべく本番の検査のように練習することですよ。

5分で覚える→30秒別のことを考える→回答する

という流れを経験しておくと、本番で落ち着いて行うことができます。

これをパターンAからDの問題で練習しておくと、良い点数が取れるようになるはずです。

最低限4つ回答できればいいのですが、余裕をもって7つ以上覚えていられるようにしておいてくださいね。

検査年月日(時間)の攻略

イラスト問題の次は、検査日当日の年月日と時間を書く問題です。

回答用紙は、次のようになっています。

認知機能検査の問題1

・ 今年は何年か (5点) ※総合点に換算で約6.7点
・ 今月は何月か (4点) ※総合点に換算で約5.3点
・ 今日は何日か (3点) ※総合点に換算で約4点
・ 今日は何曜日か (2点) ※総合点に換算で約2.7点
・ 今は何時何分か (1点) ※総合点に換算で約1.3点

この問題は、検査日当日にカレンダーで覚えておくことが大切です。

特に今が何年なのかは、間違えやすいのでしっかりと覚えておいてくださいね。

この問題での最低限取っておきたい点数は、14点(総合点では約18.7点)です。

つまり、年月日と曜日を正解して欲しいのです。

何時何分かは間違えても、わずか1点なので問題ありません。

イラスト問題で20点+検査年月日で18.7点で、総合点が38.7点となります。

これで36点はクリアできましたね。

では、最後に検査年月日で注意しておきたいポイントを書いておきます。

「今年は何年か」の質問
西暦でも和暦でもかまいません。
どちらか片方をしっかり覚えておきます。
令和4年、2022年はいずれも正答になります。

「今は何時何分か」の質問
今、何時何分かを書きます。(採点は30分のズレまでは正解となります。)
認知機能検査の受付の時間からどれくらい経過したのかで、おおよその正解を推測します。

過去にあった時計描画の問題

2022年の法改正で無くなりましたが、それまでは時計を描く問題がありました。

参考までに、どんな問題だったのかを残しておこうと思います。

今は時計描画はありませんので、参考程度にしておいてください。

問題は、次のようになっています。

認知機能検査の時計描画

警視庁サイトにある「進行要領」をみると、時計描画の時刻は次の4つに決められているようです。


11時10分
1時45分
8時20分
2時45分

この中から、検査をする人が、「○時○分の時計を描いてください」と指示します。

この4つを描ければ、時計描画の問題は満点を取ることができます。

描くときのポイントは、次の3つです。

1.時計の数字の書き方

時計の数字は、うっかり間違えてしまうことがあります。

間違えないようにポイントを書いておきますね。

●ポイント1
時計の数字は、1から12までの数字をすべて書くこと。
12、3、6、9のみに省略してはいけません。
時計の数字は右回りです。左回りに書かないようにしましょう。

●ポイント2
数字を書く場所は、バランス良く書くこと。
「12が上、3が右、6が下、9が左」の位置に来るようにします。

●ポイント3
同じ数字をうっかり2回書かないこと。
一番上の12時を、0と書かないように注意すること。

2.時計の針の書き方

時計の針の書き方にも注意が必要です。

●ポイント1
短針と長針の長さに気をつけること。
時間の針は短く、分の針は長く書きます。

●ポイント2
針は2本だけにすること。
秒針は書かないでください。

●ポイント3
針は時計の真ん中から書くこと。

認知機能検査の攻略のまとめ

認知機能検査の問題は、実質2問です。

A イラストを記憶する問題
B 検査年月日(時刻)を書く問題

当サイトで立てた最低限の点数がとれれば、総合点38.7点で「認知症のおそれなし」に判定されますよ。

この目標では本当にギリギリなので、実際にはイラスト問題の点数を取れるようにしておきたいところです。

実際の所、認知機能検査の総合点36点は、それほど難しい基準ではありません。

でも、心配で落ち着かない方は、予習しておくことも良いと思います。

予習をしておいて、当日は自信を持って検査を受けてくださいね。

(予習して覚えることができる方は、初見の問題でも良い点数が取れると思いますよ。)

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