高齢ドライバーが免許更新するまでの手順。通知書が届いてから更新手続きまで

免許証の更新

75歳以上のドライバーは、高齢者講習の前に認知機能検査を受ける必要があります。

認知機能検査と高齢者講習は、どちらも予約が必要なのですが、受講者が多くて予約がとりにくい状況にあります。

今後は、ますます予約が取りにくくなると思いますので、スムーズに免許証更新ができるように手順をまとめてみました。

うっかり予約を取るのが遅れて、有効期限切れにならないように注意してくださいね。

★高齢者講習の予約の混雑について↓
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注意事項!
この記事は、認知機能検査を受けた後、後日に郵送で結果が送られてくることを想定して書いています。
多くの都道府県では、この手順になると思いますが、都道府県によって違いがある可能性があります。
認知機能検査のハガキの内容を読んで、手順を確認するようにしてください。

1.免許証を更新する年か確認しておく

まずは、免許証の有効期間がいつまでかを、免許証で確認しておきましょう。

免許証には、

「平成○○年○○月○○日まで有効」

というように、有効期限が書かれています。

「今年が免許の更新だと思っていたら、実は来年だった!」

なんていう勘違いもけっこう多いですよ。

認知機能検査や高齢者講習は、今年が免許証を更新する年なのか、しっかりと確認しておきましょう。

2.通知書が届く日に注意する

認知機能検査の対象になると、自宅に「認知機能検査のおしらせ(通知)」というハガキが届きます。

このハガキは、おおよそ誕生日の5ヶ月前くらいに自宅に届くことになっています。

郵便物の中に、認知機能検査の通知書が届いていないか注意しましょう。

引っ越しをするなど、住所を変更した場合は、警察に届け出て免許証の記載事項を変更しておいてください。

警察に引っ越し先を知らせていないと、認知機能検査の通知書が古い住所に届いてしまいます。

認知機能検査のハガキが届く日
認知機能検査のハガキが届くのは、運転免許証の更新期間が満了する日の6月前までに届くことになっています。
これを言い換えると、誕生日の5ヶ月前ということになります。

3.認知機能検査の予約をとる

認知機能検査のハガキが届いたら、すぐに自動車学校に電話をして予約をとります。

ここで重要なのは、すぐに予約を取るということです。

認知機能検査のハガキが届くのは、誕生日の5ヶ月くらい前でしたよね。

「5ヶ月もあるから、予約はまだ後でいいな」

と思ってはいけません。

認知機能検査を受けた後、結果が自宅に郵送されてきます。
(都道府県によって違う場合があるかもしれません。)

その結果が届いた後で、高齢者講習の予約をとる必要があります。

認知機能検査も予約日から数ヶ月後になることが多いのですが、高齢者講習も予約日から数ヶ月後になります。

つまり、なるべく早く認知機能検査を受けておかないと、高齢者講習が期限内に間に合わない可能性が出てくるということです。

ハガキが届いたら、すぐに自動車学校に電話すると覚えておきましょう。

★認知機能検査と高齢者講習の手順↓
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期限内に間に合わない場合
「ハガキの存在に気づかなかった」、「免許の更新を忘れていた」など、有効期限に間に合わなくなる人もいるかもしれません。
そういう場合は、自動車学校か運転免許課に相談することになります。
運転免許課の場合は、認知機能検査のハガキに問い合わせ電話番号が掲載してあります。
有効期限切れから6ヶ月以上(やむを得ない事情がある場合は除く)過ぎると、再取得がたいへんになってくるので注意してください。

4.認知機能検査を受ける

自動車学校で予約した日に、忘れずに認知機能検査を受けます。

認知機能検査の時間は30分間なので、検査当日はすぐに終わります。

検査を終了しても、全員の採点をしたり、事務処理をしないといけないので結果は後日になることがほとんどです。
(もしかすると、検査当日に予約がとれることもあるかもしれません。)

検査の結果は、1週間から2週間くらいで郵送されてきます。
(これも都道府県によって差があるようです。)

自動車学校で説明があるはずなので、いつくらいに結果が届くのか確認しておくと良いと思います。

5.高齢者講習の予約をとる

認知機能検査の結果通知書が自宅に届いたら、自動車学校に電話して、すぐに高齢者講習の予約を取ります。

結果通知書が届いて、すぐに電話すれば、たいていは予約は取れると思います。

うっかり電話するのが遅れてしまった場合は、違う自動車学校で予約を取っても問題ありません。

ただ、近い自動車学校で受講した方が楽なので、予約の取り忘れにはくれぐれも気を付けましょう。

また、予約した日は何ヶ月も先になることもあるので、必ずメモをとっておいてください。

6.高齢者講習を受講する

高齢者講習の予約をした日に、忘れずに高齢者講習を受講します。

講習時間は自動車学校ごとに決まっていて、大きく遅刻をしてしまうと受講できない可能性が高いです。

遅刻しないように、ゆとりを持って自動車学校に向かいましょう。

また、体調不良にも気を付けてくださいね。

もし、当日になって体調が悪かったら、自動車学校の先生に相談してください。

講習が受けられる状況でなければ、予約を取り直すなどの対応してくれるはずです。

無理をして講習を受けることがないように注意しましょう。

★高齢者講習の内容はこちら↓
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免許証の更新をする

高齢者講習を受講すると、高齢者講習終了証がもらえます。

免許の更新をするときには、忘れずに高齢者講習終了証を持参するようにしてください。

終了証は無くしてしまわないように、免許更新が済むまでは大切に保管しておきます。

これで免許更新手続きはすべて終わりです。

高齢者講習終了証を無くした場合
高齢者講習終了証を無くしてしまったときは、自動車学校に連絡して再発行をしてもらいます。
無くさないように注意しましょう。

高齢ドライバーの免許更新のまとめ

運転免許証の更新は、3年ごとに行わなければなりません。

これは優良ドライバーでも同じです。

そして3年後は、さらに高齢者の人数は増えると予想されています。

自動車学校が、高齢者講習の受け入れを大幅に増やすことができるかどうかが問題ですね。

予約をとるのがたいへんになる可能性があるので、次回の認知機能検査と高齢者講習も、早めの予約を心掛けるようにしましょう。

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