高齢者講習は大混雑!今後どうなるか予測しました

高齢者人口推移
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【平成29年3月12日の法改正対応】

平成28年9月18日に、総務省統計局が高齢者の統計結果を公表しました。それによると、高齢者の人口は3,461万人で過去最高になったそうです。

高齢者の人口が増えるほど、高齢者講習は混雑します。現在でもかなり混雑している高齢者講習ですが、今後はどうなっていくのでしょう。

総務省の人口統計から今後の予測をしてみました。

高齢者(70歳以上)の人口は?

日本の総人口は現在横ばいで推移していますが、今後は次第に減少していき、2060年には9,000万人を割り込むと予測されています。

少子化によって、日本は今後総人口が減っていきます。

では、高齢者講習を受講する70歳以上の人口はどうでしょうか。
「総務省統計局の高齢者人口」のデータを元にして、70歳以上の人口を抽出してみました。

高齢者人口推移

このグラフを見て分かるとおり、70歳以上の人口は平成42年までどんどん増加しています。

もう少し具体的な数字で言うと、

  • 平成27年では5,054万人
  • 平成42年では6,798万人

です。14年間で1,700万人の増加になるんですね。これは年間で116万人の増加になります。

このデータから言えることをまとめると、

今後14年間はどんどん高齢者講習の受講者が増え、その後10年間は維持される

ということになります。少なくとも28年間は減らないということですね。

つまり、今高齢者講習を受講される方は、今後ますます混雑する中で予約を取っていかなければならない状況になります。

高齢者講習の予約状況

指定自動車教習所協会や、都道府県警察のホームページで高齢者講習の空き状況を公開している場合があります。
「高齢者講習 空き状況」で検索してみると、いくつかの都道府県で公開されているのを確認しました。

また、都道府県で対応していなくとも、自動車学校によっては独自に空き状況を公開している場合があります。
こうした空き状況を見てみると、自分の近郊の自動車学校の現状が見えてくると思います。

私も試しに何県か予約状況を見てみました。

やっぱり混雑してますね。一番混んでいる自動車学校で5ヶ月待ちというところがありましたよ。
高齢者講習の通知書が誕生日の5ヶ月前くらいに届くので、通知書が届いてすぐに電話してもギリギリですね。

混雑していると、直接自動車学校に行っても予約が取れないこともあるので、まず電話で空き状況を確認しましょう。高齢者講習は電話で予約が取れますから。

それから、平成29年3月12日以降に75歳以上の方が高齢者講習を受けるときに注意点があります。

法改正後は、最初に認知機能検査を受けて、後日高齢者講習を受けることになります。(これは都道府県によって違うようです。通知書で確認してみてください。)

つまり、自動車学校で2回予約をとる必要があるのです。

ということは、認知機能検査を受けるのが遅れると、後日受講する高齢者講習の予約が間に合わなくなる可能性が出てきます。

これからは、通知書が来たらすぐに予約の電話をした方がいいでしょう。

予約が取れない場合

希望する自動車学校で予約がとれなかった場合

自動車学校も受け入れ人数に限りがあります。どうしても受け入れがダメという場合は、多少遠くなっても他の自動車学校に電話をした方がいいでしょう。

予約状況をいろいろ見ていると、混雑している自動車学校と空いている自動車学校の差が大きいです。
現在のところ、空いている自動車学校に電話すれば、予約が取れないということは無いようです。

ただし、高齢者講習の有効期限が近い場合は満席で予約が取れなくなることが考えられます。

そこで、有効期限がたくさん残っているうちに(というか、通知書が届いたらすぐ)自動車学校に電話しましょう。
予約は電話で取ることができます。電話番号は通知書の裏面あたりに記載されています。

とりあえず、それで期限切れになることだけは避けられます。

また、予約を急ぐあまり通知書が届く前に予約を取ってしまいたくなる方もいると思いますが、残念ながらそれはできません。

自動車学校は通知書によって、その方が受講対象であるかどうか確認しています。「通知書が届いてから電話してくだい」と言われるだけなので注意してください。

予約が取りにくい時期

これは推測ですが、自動車学校の普通免許取得のピークが2月と3月になります。これは4月の就職や進学に合わせて入校者が増えることが原因です。

そのため教官が普通免許取得者と高齢者講習の両方に必要となり、結果として高齢者講習の予約が取りにくくなります。

そのため、高齢者講習の予約を2月から3月末までに受ける方は、通知書が来たら電話をするのを忘れないように注意しましょう。

期限が近くなっても予約が取れなかったら

最終手段として、高齢者講習よりも先に免許の更新をすることがあります。
ただしあくまでも例外措置なので、基本は先に高齢者講習を受講しておかないと免許の更新することはできません。

先に免許を更新したいと希望しても簡単に許可が出るものではありません。
どうしても高齢者講習の予約が取れなかった場合には、そういった措置があるかも、くらいに思っておいた方がいいです。

新高齢者講習で混雑は解消できるか

平成29年3月12日の道路交通法改正によって、高齢者講習の時間数が変更されます。

高齢者講習の流れはこちらも参考にしてください↓
道路交通法改正後の複雑な高齢者講習を解説

道路交通法改正後の講習の内容はこちら↓
新高齢者講習の詳細な内容と時間配分

講習時間の変更点は次の通り。

  • 75歳未満の人と、75歳以上で第3分類になった人は、講習時間が2時間に短縮
  • 75歳以上で認知機能検査が第2分類と第1分類になった人は、講習時間が3時間に延長

この法改正によって、講習の時間がどうなるかというと…
75歳未満と第3分類の方の割合が多いので、2時間の講習になる方が多いです。つまり、全体的に見ると講習時間は短縮される人が多いことになります。

法改正前の高齢者講習は3時間なので、これが2時間に短縮されれば、1日に行うことができる高齢者講習の回数を増やせるかもしれません。
自動車学校がうまく時間を調節して講習の回数(または人数)を増やすことができれば、混雑解消につながるでしょう。

でも実際のところ、自動車学校は他の業務もあるし、休憩時間の兼ね合いもあって回数を増やせるかどうかは不明です。

道路交通法の改正後にしばらく移行期間があることから、完全に新高齢者講習に移行するのは改正後半年経った頃です。
その頃になると新高齢者講習の実態が見えてくるのではないでしょうか。

これは私の予想ですが…
今回の改正での効果だけでは、今後の受講者増加に対応できなくなりそうな気がします。

対応が困難になってきた頃に、また道路交通法の改正があるのではないでしょうか。

次回(3年後)に予約を取るとき

今後ますます、高齢者講習の予約は取りにくくなるのではないかと思います。(新高齢者講習の時間短縮で緩和されることを祈ります)

高齢者講習を受講してみると、「意外と予約簡単に取れた」と感じる方もいると思います。

ところが、次回の講習では状況が変わるかもしれません。それくらい高齢者講習の受講者は増えてきます。
今後は「通知書が届いたらすぐに自動車学校に電話する」で丁度いいと思いましょう。

それから、混雑する自動車学校で受講を希望する方は、満席で受講できないことも計算に入れて、受講場所の候補を複数考えておいた方がいいかと思います。
3年に1回の高齢者講習をなんとか頑張って乗り越えましょう!


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ABOUTこの記事をかいた人

柊にわか(ひいらぎ にわか)といいます。 自分が成長するのが好きな40代の男です。 パソコン、ジョギング、料理、お笑い、映画、ディズニー… ジャンルを問わず、興味をもったら首をつっこんでしまいます。 成長するのが止まったら自分の人生は終わりだろうなぁ。